2017年2月17日金曜日

産後抜け毛

育児がやっと少し慣れてきた3カ月目、最近抜け毛が増えてきました。
髪の毛が肩甲骨の下くらいまであって長いので、抜け毛がかなり気になります。
お風呂上がりのブラッシングで一気に何十本も(´-ω-)
このまま禿げてしまうんではないかと心配・・・

私だけかと思いネットで調べると、産後の抜け毛は、「産後脱毛症」「分娩後脱毛症」とも呼ばれ、妊産婦の半数以上で症状が見られるらしいです。
脱毛はほとんどの方にみられるようで少し安心しましたが、でも抜け毛はいやだな・・・
どうして産後は抜け毛があるのか原因などを調べました!


---産後の抜け毛の原因---

■女性ホルモンの働き
一番の原因は、女性ホルモン(妊娠や出産に大きな関わりがあり、産前産後に大きく変化)と考えられています。
妊娠中は「エストロゲン(卵胞ホルモン)」「プロゲステロン(黄体ホルモン)」と言う女性ホルモンの分泌量が増加します。
エストロゲンには髪の毛の成長を促したり、髪の毛の成長期間を持続させる働きがあり、プロゲステロンにはヘアサイクルを促進して育毛を維持するような働きがあります。
この女性ホルモンの増加によって、髪の毛が抜けにくくなったり、妊娠初期には髪の毛や体毛が増えて濃くなったり産毛が増えたりと、女性の身体に大きな影響を与えるされています。

私が妊娠していたときはお腹周りに毛深さを感じました。
友人は「胸毛がはえてきた!」と言っていました。
もはや全身脱毛が帳消しになってしまった・・・

ところが、出産を終えると女性の身体は少しずつ妊娠する前の状態に戻り、女性ホルモンの分泌量も妊娠前の状態に戻って正常なバランスをとろうとします。
そのため、妊娠中は女性ホルモンの働きによって抜けないまま頭皮に生えていた髪の毛が、産後は大量に抜けてしまうと言う事になります。

また、女性ホルモン以外に出産後の生活習慣も抜け毛の原因となる事があります。

■ストレス
慣れない子育てや、髪の毛が抜ける事によるストレス、産後は赤ちゃん中心の生活となるため今までのペースでは進まない環境の変化によるストレスなどによります。

■睡眠不足
夜泣きなど赤ちゃんのお世話や授乳で、まとまった睡眠時間がとれず、睡眠不足になってしまう事も原因となっています。

■栄養不足・過度なダイエット
授乳(母乳)による栄養不足の他、産後の無理なダイエットも影響します。
栄養が不足すると頭皮に栄養が行きとどかず、髪の毛が細く抜けやすくなってしまいます。

---抜け毛が目立つ時期---
妊娠によって増加した女性ホルモンは産後1ヶ月頃から減少していくので、出産後23ヶ月ほど経ったころから気になってくる人が多いようです。
ピークは産後46カ月くらいで産後1年前後くらいで目立たなくなってくるようです。



---抜け毛の対策---

■生理的変化なので気にしない
産後の抜け毛は一過性のもので自然に回復するのでなのでいずれ気にならないようになってきます。

■できるだけ睡眠時間をとる
抜け毛のひとつの原因となっている睡眠不足を改善します。
睡眠不足によって、成長ホルモンが分泌されなくなると身体の疲れがとれず、筋肉や髪の毛も成長しなくなってしまいます。

■ストレスをためない
慣れない育児に追われストレスがたまっている場合は、リフレッシュしてみたり、家族に協力やフォローを依頼したりします。
私は家族に協力してもらい、スポーツジムに行きました!

■たんぱく質やミネラルなどの栄養素を摂る
食生活も見直したんぱく質、ビタミン、ミネラル、亜鉛なども積極的に摂るように心がけ、無理なダイエットも控えます。

■禁煙する
タバコを吸うと、髪の毛に欠かすことのできないビタミンが失われ髪の毛を作り上げるたんぱく質の生成も行われなくなると言われています。
血液循環の悪化に伴い頭皮の血流も悪くなって毛根細胞への栄養が不足するようです。

■髪の毛は短くしたり、カラーやパーマなどの強い刺激は避ける
髪の毛が長いと、抜け毛の量が多く感じてしまいます。短くしたり束ねる事で髪の毛から意識も遠ざかります。
カラーやパーマなどは頭皮に刺激があるので避けます。

■頭皮を清潔に保つ・頭皮マッサージを行う
毎日髪の毛を洗い頭皮の汚れをとります。
最後はシャンプーやコンディショナーが頭皮に残らないようにしっかりとすすぎましょう。
お風呂上がりに頭皮をマッサージで血行を促進するのも良いです。


以上、産後の抜け毛の原因や対処法について記載しましたが、産後の抜け毛は1年くらいで目立たなくなってくるようなので、あまり不安に思いすぎなくて良いようです。
ちょっと面白いのが、髪の毛以外の毛も良く抜けます・・・笑

早く髪の毛の抜け毛がおさまりますように・・・

2017年2月13日月曜日

赤ちゃん☆沐浴の手順☆

まず、「沐浴」とは☆
新生児期の赤ちゃんをベビーバスなどに入れて、身体を手早くきれいにする事です。
生まれたての赤ちゃんは、細菌などへの抵抗力が弱いので、感染症などを防ぐために大人と同じ浴槽ではなく、ベビーバスなどを使用してお風呂に入れます。
※大人と同じお風呂に入ることは「入浴」と呼びます。

産後退院して自宅に戻ると、さっそくその日から沐浴が始まります。
首もすわっていない小さな赤ちゃんをお湯の中に入れるので、緊張するママが多いのではないかと思います☆
私も毎回怖かったです、赤ちゃんをお湯の中に落としたりしてしまわないか(´-ω-`)汗

今回は、沐浴について色々書いていきたいと思います☆



■沐浴の目的
沐浴の1番の目的は、「赤ちゃんの身体の清潔を保つ」事です。
赤ちゃんは新陳代謝が活発なため、汗も多く、うんちやおしっこ、おっぱいなどでも身体が汚れます。
乳児湿疹は2~3カ月頃の赤ちゃんに良くみられますが、湿疹やあせもなどの皮膚トラブルを防ぐためにも必ず毎日沐浴を行います☆
また、沐浴は赤ちゃんとママのスキンシップにもなります☆

■新生児・赤ちゃんの沐浴の時期
一般的には1ヶ月検診で医師の許可がでたら、赤ちゃんと一緒におうちのお風呂に入れます。
ベビーバスでの沐浴はいつまでに卒業しなければならないと言う決まりはありません。
私はベビーバスを2カ月近く使っていました。
ベビーバスをダイニングテーブルの上において沐浴を行っていたので、お風呂場よりも広く作業がしやすかったからと言う理由と、赤ちゃんが冬産まれだったので、沐浴の方が室温を調整できると言う理由でした☆


■沐浴の方法
まず沐浴に必要なものを準備します☆
・ベビーバス
・バスタオル
・ガーゼハンカチ2.3枚
・沐浴布(これはガーゼハンカチやハンドタオルでも代用できます)
・ベビーソープ
・湯温計
・手桶や洗面器(上がり湯用のお湯)
・麺棒
・赤ちゃんの着替え(袖は通しておく)、オムツ(広げておく)
・ヘアブラシ



続いて沐浴の手順です☆
洗う順番は、顔→頭→首→腕→胸→お腹→足→おしも→背中→おしり です☆

【1】
まず赤ちゃんの服とオムツを脱がす。
首からお腹あたりに沐浴布(ガーゼ)をかける。(赤ちゃんは裸になると不安になる&保温のため)
利き手ではない方の手の親指と中指で赤ちゃんの首を支える。
反対の手で赤ちゃんの足の間から手を入れてお尻をしっかりと支える。
赤ちゃんを足からゆっくりお湯につける

【2】
顔拭き用の洗面器のお湯を使い、ガーゼをぬらしてベビーソープで顔の汗や皮脂の汚れなどを落とす。
目じりから目頭の順番で、目やにがある場合は無い方からある方に向かって拭く。
スキナベーブなど入浴剤を入れている場合はそのままふいても良いでしょう。
最後に顔全体をきれいなお湯で拭く。

【3】
ガーゼで頭・髪の毛をぬらし、ベビーソープをしっかり泡だてて洗う。
赤ちゃんの頭は皮脂が多いので、しっかり且つやさしく洗う。
ガーゼで頭をすすぎ、最後にしぼったガーゼで頭の水気を拭き取る。

【4】
首のしわや脇など皮膚の重なるところはしっかり伸ばしながらガーゼで洗う
手も「グー」の状態がほとんどなので、赤ちゃんの手をひらいて洗う。
続いて胸、お腹(「の」の字に)おへそ、足、おしもを洗う。

【5】
続いて、背中とおしりを洗うため、赤ちゃんをうつぶせにする。
これが落としてしまいそうで怖いんですが・・・
(うつぶせが難しい方は仰向けのまま背中とお尻を洗う)
赤ちゃんの首の後ろを支えたまま、もう一方の手を赤ちゃんの脇の下に親指をかけて他の4本に指を背中にまわし、ゆっくりとうつぶせに。
赤ちゃんの両手を自分の腕にかけ(赤ちゃんの胸を自分の腕に乗せるようにして)、背中からお尻に向かって洗う。
うつぶせが終わったら仰向けに戻し、泡を洗い流す。

【6】
上がり湯をするため、赤ちゃんの身体を少し持ち上げて上がり湯を足から身体全体にかける。

【7】
広げたバスタオルに赤ちゃんをくるみ、身体の水分を拭きとり着替える。
麺棒でおへその水分をとり、耳と鼻の掃除もし、ブラシで髪を整える。
へそのおが残っている場合は麺棒に消毒液をつけて消毒



■沐浴の注意点
・沐浴前に赤ちゃんの体温や体調を確認。
 (37.5℃以上の場合は沐浴をしないように)
・お湯の温度は38~40℃くらい、室温は24~25℃くらい、冬は隙間風に注意。
・お風呂は赤ちゃんの体力を消耗するので10分以内で済ませる。
・生活リズムをつけるためにも毎日同じ時間帯に沐浴をする。
・授乳前後30分は避ける。
・沐浴は1日に1回。(夏は1日2回くらいでも良い)

以上、沐浴の方法は、出産後に病院やクリニックで教えてくれる場合が多いかと思いますが、事前に把握しておくとより安心かと思います☆