2017年2月13日月曜日

赤ちゃん☆沐浴の手順☆

まず、「沐浴」とは☆
新生児期の赤ちゃんをベビーバスなどに入れて、身体を手早くきれいにする事です。
生まれたての赤ちゃんは、細菌などへの抵抗力が弱いので、感染症などを防ぐために大人と同じ浴槽ではなく、ベビーバスなどを使用してお風呂に入れます。
※大人と同じお風呂に入ることは「入浴」と呼びます。

産後退院して自宅に戻ると、さっそくその日から沐浴が始まります。
首もすわっていない小さな赤ちゃんをお湯の中に入れるので、緊張するママが多いのではないかと思います☆
私も毎回怖かったです、赤ちゃんをお湯の中に落としたりしてしまわないか(´-ω-`)汗

今回は、沐浴について色々書いていきたいと思います☆



■沐浴の目的
沐浴の1番の目的は、「赤ちゃんの身体の清潔を保つ」事です。
赤ちゃんは新陳代謝が活発なため、汗も多く、うんちやおしっこ、おっぱいなどでも身体が汚れます。
乳児湿疹は2~3カ月頃の赤ちゃんに良くみられますが、湿疹やあせもなどの皮膚トラブルを防ぐためにも必ず毎日沐浴を行います☆
また、沐浴は赤ちゃんとママのスキンシップにもなります☆

■新生児・赤ちゃんの沐浴の時期
一般的には1ヶ月検診で医師の許可がでたら、赤ちゃんと一緒におうちのお風呂に入れます。
ベビーバスでの沐浴はいつまでに卒業しなければならないと言う決まりはありません。
私はベビーバスを2カ月近く使っていました。
ベビーバスをダイニングテーブルの上において沐浴を行っていたので、お風呂場よりも広く作業がしやすかったからと言う理由と、赤ちゃんが冬産まれだったので、沐浴の方が室温を調整できると言う理由でした☆


■沐浴の方法
まず沐浴に必要なものを準備します☆
・ベビーバス
・バスタオル
・ガーゼハンカチ2.3枚
・沐浴布(これはガーゼハンカチやハンドタオルでも代用できます)
・ベビーソープ
・湯温計
・手桶や洗面器(上がり湯用のお湯)
・麺棒
・赤ちゃんの着替え(袖は通しておく)、オムツ(広げておく)
・ヘアブラシ



続いて沐浴の手順です☆
洗う順番は、顔→頭→首→腕→胸→お腹→足→おしも→背中→おしり です☆

【1】
まず赤ちゃんの服とオムツを脱がす。
首からお腹あたりに沐浴布(ガーゼ)をかける。(赤ちゃんは裸になると不安になる&保温のため)
利き手ではない方の手の親指と中指で赤ちゃんの首を支える。
反対の手で赤ちゃんの足の間から手を入れてお尻をしっかりと支える。
赤ちゃんを足からゆっくりお湯につける

【2】
顔拭き用の洗面器のお湯を使い、ガーゼをぬらしてベビーソープで顔の汗や皮脂の汚れなどを落とす。
目じりから目頭の順番で、目やにがある場合は無い方からある方に向かって拭く。
スキナベーブなど入浴剤を入れている場合はそのままふいても良いでしょう。
最後に顔全体をきれいなお湯で拭く。

【3】
ガーゼで頭・髪の毛をぬらし、ベビーソープをしっかり泡だてて洗う。
赤ちゃんの頭は皮脂が多いので、しっかり且つやさしく洗う。
ガーゼで頭をすすぎ、最後にしぼったガーゼで頭の水気を拭き取る。

【4】
首のしわや脇など皮膚の重なるところはしっかり伸ばしながらガーゼで洗う
手も「グー」の状態がほとんどなので、赤ちゃんの手をひらいて洗う。
続いて胸、お腹(「の」の字に)おへそ、足、おしもを洗う。

【5】
続いて、背中とおしりを洗うため、赤ちゃんをうつぶせにする。
これが落としてしまいそうで怖いんですが・・・
(うつぶせが難しい方は仰向けのまま背中とお尻を洗う)
赤ちゃんの首の後ろを支えたまま、もう一方の手を赤ちゃんの脇の下に親指をかけて他の4本に指を背中にまわし、ゆっくりとうつぶせに。
赤ちゃんの両手を自分の腕にかけ(赤ちゃんの胸を自分の腕に乗せるようにして)、背中からお尻に向かって洗う。
うつぶせが終わったら仰向けに戻し、泡を洗い流す。

【6】
上がり湯をするため、赤ちゃんの身体を少し持ち上げて上がり湯を足から身体全体にかける。

【7】
広げたバスタオルに赤ちゃんをくるみ、身体の水分を拭きとり着替える。
麺棒でおへその水分をとり、耳と鼻の掃除もし、ブラシで髪を整える。
へそのおが残っている場合は麺棒に消毒液をつけて消毒



■沐浴の注意点
・沐浴前に赤ちゃんの体温や体調を確認。
 (37.5℃以上の場合は沐浴をしないように)
・お湯の温度は38~40℃くらい、室温は24~25℃くらい、冬は隙間風に注意。
・お風呂は赤ちゃんの体力を消耗するので10分以内で済ませる。
・生活リズムをつけるためにも毎日同じ時間帯に沐浴をする。
・授乳前後30分は避ける。
・沐浴は1日に1回。(夏は1日2回くらいでも良い)

以上、沐浴の方法は、出産後に病院やクリニックで教えてくれる場合が多いかと思いますが、事前に把握しておくとより安心かと思います☆


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